MARGAY-SW
ルアーデータ
項 目 | 寸 評 | |
メーカー | メガバス | |
値段 | 1500円ほど | |
重量 | 6.5g | |
BTZ | ★★★★ | 流れの無いところで使います。 |
飛距離 | ★★ | 軽いルアーだけに飛距離を求めるとつらい。 |
距離安定度 | ★★ | 飛行中に大きくスライドします。そこを利用するか、ぶつけて泣くかは腕です。 |
購入しやすさ | ★★★ | 比較的、メガバスの中では買いやすい方では。 |
耐久性 | ★★★★★ | ストラクチャー専用なので相当丈夫です。 |
お薦め度 | ★★★★★ | 港湾部では欠かせないと思う。 |
1994年頃、ストラクチャーの中で反転しまくるシーバスをどうやって釣るかと苦心している時に、マーゲイと出会いました。
マーゲイはシャッド系と呼ばれるこの類の中でダントツの強さを誇りました。そこから僕とメガバスでマーゲイSWを作り出したのです。
余談ですが、シーバスに反転されまくるという事実。ほとんどのアングラーにとっては全く気配も感じないようなものです。
当時、僕はかなり特殊なやりかたで、ルアーをチェイスしてもシーバスがバイトすることはほとんど無いという事実をつかむことができていました。(後に榎本さんのシーバスライブで明らかになっちゃったけど)
なんと大半はバイトすらしないのです。
その解析に夢中だった頃は、夜の3時間で200チェイス3バイトなどというめまいすらする中で必死に食わせようと努力していて、その3バイトを30バイトにしたのがマーゲイだったのです。
使い方はトリックアクションで狙っていくのがいいでしょう。
それには、まずタックルから考えないといけません。
まず必ず張りのある先調子のロッドを使うこと。スローテーパーのロッドではアクションにキレが出ません。
長さは6〜7ftが最適です。昔はメガバスのデストロイヤーを使っていましたが、現在は風神ゼータ610イブランを使います。これより長いのは9ftが限界でしょう。
基本的には足下の魚を釣るルアーです。遠投する必要はほとんど必要ありません。
キレのあるアクションを出せるようになると、必殺技が使えるようになります。
それがチョンガー。
ちょんとティップでトゥイッチを入れて、その体制が崩れた瞬間にガーッとジャークします。
するとマーゲイはスライド幅1.5m近い横滑りを見せます。これで台船の下や障害物の中にマーゲイを潜り込ませるのです。
リップが大きいので、根掛かりすることはあまりありません。
このチョンガーを覚えると、釣果10倍間違い無しです。ストラクチャー最強と言っていいテクでしょう。
やり方などは毎年の釣り博のセミナーなどで披露してますし、釣り場であったら聞いてください。
丸飲みです。
パール系を使うとフッコの猛攻に会います。
ちなみにテクトロにもむちゃくちゃ相性がいいです。
トゥイッチなどをすると、ルアーを飲まれやすくなります。
リーダーは必ず太めのものを使いましょう、僕はマーゲイメインで行く時は30ポンド使います。