村岡昌憲の釣行記。東京湾のシーバスからその他節操無く色々と。

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Area2 - Stage21 〜 開幕2ndステージ 〜

2006年10月19日 荒川河口部

 

 

先々週の第一ステージは、本当に寝なかった。

おかげで90UPも獲れたし、その間の各取材も大成功だった。

自分の中の野生と感性を研いでいくのに非常に大事な10日間ほどであったと思う。

 

今週は月曜から岐阜の山奥に。

山奥となれば、渓流!と浮き足立ちたいところだったが、どこも禁漁期。

であれば、身体を癒す事を考えようと、温泉三昧しながらの山奥の仕事

 

その間、岐阜の山奥にこもって、何かを思い出すようにずっと考えていた。

新しく開発が始まったプラグのこともあれば、最終段階を迎えつつあるモデルのこともある。

 

 

ちなみにロッドについてであるが、

これ一本で湾奥OK!

 

といったキャッチーなコピーをひっさげて製作することができたらどんなに良いことかと、いつも思うのだけど、残念ながら僕の湾奥の釣りだけでも、1本で全てできるロッドは存在しない。

となると、結局はスペシャリティなロッドで、僕はシーズンを釣っていくしかないわけで、それが製品になる。

余計なことはしないで、考えに考えて、陸っぱりだけでも、4本のロッドが僕には必要なのだ。

ネオンナイトとイブラン、それからウェーディング用と、湾奥のロングディスタンス用。

先行者という、自力ではどうしようもない要素を攻略(先行者を排除するとかそういう思考じゃないよ)するには、時に飛距離、時にパワーが必要なのである。

その辺の調整やセッティングも最終段階で、あーだこーだと温泉宿の和室で考えるのだが、塩っ気のない山奥で考えてもやっぱり上手く考えられず、といった4日間。

 

で、最終に近いのぞみで東京に帰ってくる。

のぞみで1時間ほど寝たので、家に帰って出撃する。

なんだかんだいって、出張疲れもある。

勝負は2時間。

 

 

ポイントは荒川。

以前に書いた交差する要素のポイント。

レアフォースをセットして、ルアーケースは置いていく。

ロストしたら終わり。

 

 

3人くらい先行者がいる。

今日は先行者という要素を攻略したいとかそういうものではないので、その方々に気付かれないように、離れて立ち込む。

風がほとんど無い。

静かな時間。遠くの先行者のキャスト音まで聞こえてくる静かな夜だ。

 

こちらはキャストしないでずっと待っていたが、やがて沖に上げ潮の流れが差し込み始めた。

フルキャストを始める。

狙って取る場所ではない。

 

上げっぱなの回遊待ちだ。

とにかくネオンナイトにレアフォース、シーバスPEでめいっぱい沖目にキャストして、流れに乗せながらリトリーブしてくる。

10分ほどして、ガッツンとバイト。

重厚なトルクでドラグを出していくが、70センチくらい。

 

 

70じゃあんまり喜べなくなってくる。

人の欲望は怖い。

もっと大きく、そんな気持ちになる。

でも、この10月だけはそれで良いと思う。

もっと大きく。

それが数年前から10月のテーマだ。

 

 

 

30分ほどして眠くなってきた頃に、またヒット。

今度は60センチぐらい?

 

その後、20分ほどバイトが出ない。

やっぱりここも大潮でないと潮の動きが厳しい気がする。

始めてまだ、1時間半だったが、終わりにした。

 

 

今週は、運河祭り。

スズキのイベントとしては大事なので、大潮にやるのは正しいのだが、個人的に大きい魚も狙いたい。

また不眠不休でやると思うけど、運河祭りなどで出会った際に、寝不足で不機嫌そうでもよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

使用タックル
ロッド アピア 風神ゼータ83L ネオンナイト
リール ダイワ セルテート3000
ライン 東レ シーバスPE 1号
プラグ アロウズレアフォース
ゴミ 空き缶

 



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