村岡昌憲の釣行記。東京湾のシーバスからその他節操無く色々と。

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Area2 - Stage26 〜 早春ベイトStyle2 〜

2007年2月5日 荒川

 

 

前回と同じポイントに出撃。

中土手側からブレイクを撃っていくスタイル。

 

 

今日は潮が大きく動くので、前回のポイントでは潮が動きすぎる気がした。

ハイシーズンに良く魚が付いている、流心の橋脚や瀬などはあまり魚が付かない。

付いたときは間違いなくデカいのだが、たいていは反応がないのである。

で、ブレイクも魚が付きやすい流れの速さってのがあって、ハイシーズンはどんなに速くても良いのだけど、この時期は、トロ〜リとした流れのブレイクがいいのである。

魚はそういった流れの緩やかなブレイクについて、アミやバチを喰っている。

これが2月いっぱいは続く。

 

 

前々回のArea3で行った場所は、それから安定して魚が出ているので、大混雑である。

トロ〜リと流れるブレイクの上で80upが連発した。

こういう感じで釣り人が集まるのは最近無かったなぁ、と。

何度か覗いたが、いつも10〜20人ぐらい人がいる。

自分みたいに動きながら釣るタイプのアングラーでは、とてもロッドが振れる状況にないので、入ることすらできないのである。

が、例年のポイントをこういう形で封じられると、開拓意欲がわいてきて結果的には面白い釣りが楽しめる。

前回の荒川の水が入る港湾部も、この時期に魚が出るとは正直知らなかった。

今年は一潮回り、魚の動きが速い感じだけど、それでも自分の中では少なからずの感動があったのである。

 

 

 

それで、荒川のブレイクライン。

前回より大きく下流の流れが緩やかなところ。

 

 

 

ネオンナイトでフルキャストして、ややダウンスロー気味に誘っていく。

リトリーブはデッドスロー。

今日は風が無く、水面が静かである。

こういう日は、少しレンジが下になる事が多いので、ティップを下げてしっかりとブレイクに擦るように引いていると、コンとたまにバイトが出る。

が、なかなか乗らない。

アミ特有。

ヨレヨレをフォローで入れるがそれでも喰わない。

ララに戻して、しつこく通しているとようやくヒット。

 

相当いい引きで走り回る魚をしっかりといなしていく。

足下まで寄せて、ハンドランディングする。

 

 


60あるかな? 綺麗な川スズキです。

 

 

地面に置いた魚がボテッと胃の中のものをはき出した。

この時期はアミの固まりをボテッと明太子みたいに吐くのを時々見るので、最初はそれではないかと思ったが、ライトを照らしてみるとバチだった。

すっかりバチ抜けパターンが始まっているのである。

 

ライズこそ出てないが(もしかしたら夕マヅメはライズしていたかもしれないが)

しっかりとバチを追ってるということは、もう少し速いリトリーブでもバイトが出せそうと読む。

 

 

そこで、X-80SWやローリングベイトなどにチェンジして、ブレイクを撫でていくがバイトは出ない。レンジは厳しいようである。タイトスラロームに変えて、デッドスローでリトリーブしているとようやくバイト。

 


50前後。

 

 

 

だいぶ釣り下がったので場所を移動して、また港湾部へ。

 

相変わらず護岸沿いにアミがわんさといる。

ヤルキをボトムまで沈めてから、超デッドスローでリトリーブする。

これは春の超簡単最強メソッドの一つだろう。

今日は3発バイトが出たが、乗せたのは1本だけ。

 

 

バチ抜けSPも試したが、ノーマルのヤルキスティックの方が下のレンジを通せる分、反応がいい。

 

さんざんテストでやった釣り方なので、釣れてもすごくうんざりします。

 

 

 

 

使用タックル
ロッド アピア 風神ゼータ83L ネオンナイト
リール ダイワ セルテート3000
ライン 東レ シーバスPE 1号
プラグ マリア タイトスラローム
アロウズ ララ
邪道 ヤルキスティック
ゴミ ペットボトル

 

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