Area5 - Stage28 〜 沈黙のレンジ 〜
2008年3月9日 港湾シーバス
突然だが、今度携帯サイトで連載をやることになった。
忙しいのは忙しいで、だけど、逃げないでやれることはやっていこうと書いた次の日。
狙いすましたように恩人から電話が鳴る。
会って欲しい人がいる。
そうして連載が始まる。
何を書こうか。Webサイトに連載に、そんなに書くネタあるだろうか。
土曜日、花粉注意の予報の中、がっつりと準備をして京浜運河に出る。
20時過ぎ、下げ半ばの時合に、kojeeさんと合流し、久々の京浜を楽しむ。
土曜日とあって釣り人が一杯。
まだ3月で本格的な調子ではないというのに、この釣り人の多さはシーバスブームであるという証拠なんであろうか。
まずは、先行者が2名入ったあとの明暗に入る。
まずは新パイロットルアーのスーさん。10投ほど投げるが反応無し。
先行者が叩いたのは明白なので、ヨレヨレにチェンジ。
2投目フルキャストしてしっかりとレンジをキープしながら、巻いてくるとゴンというバイト。
ヨレヨレを頭から飲み込んだ50弱。
その後、立ち込みでブレイクを撃ったがkojeeさんに1本出ただけ。
解散して、干潮の潮止まりの間、一度家に帰って休んでからまた夜明け前に出撃。
次は江東区運河周り。
小場所に入るので最終テスト中のクロスインパクトで入る。
前回、すごく好評だったクロスインパクト。
軽くした分、粘りは気持ち減った感じになってしまったけど、その掛けてからの曲がりなどはそのまま継承するように作った。
柵越しにブレイクラインを撃っていく。
キャスト毎に10m程ずつ移動する。
最初の常夜灯際で1本。
完全に魚が入っている状態。
通すべき場所を通して、喰うべき場所で喰わせる。
教科書の基本通りの1本に、開幕を予感。
潮だまりにバチがたまっている。
この大潮でガツガツとバチが抜けたはずである。
となると、次の潮回りにはバチ抜けパターンも色濃くなり始める。
レンジの釣りを追求できるのは今しかない。
ブレイクを流していくが、反応がないのでレンジを下に下げる。
最近よく投げるKeep90。
10分ほど投げたところで、ブレイクの上でゴンと出た。
次はしばらく歩いて常夜灯の下。
すぐにキャストせずに水面を観察していると、ボシュッと出た。
そこでヤルキバにチェンジ。
着水してロッドを立てて水面直下をデッドスロー。
1投目からしっかりと食い込ませて、1本。
その後、同じ常夜灯をヤルキバで通し続けるが、もう出ない。
そこでスーさんにしてレンジを50cm落とす。
2投目、クンとバイト。
ここはフォローベイトと思って、FLAPSLAP柊にチェンジ。
同じコースを通すと、見事にバイト。
目が悔しがってる。
リリースして、またスーさんを通す。
反応がないので、柊に変えてやると、すかさずヒット。
が、ランディング寸前でばれてしまう。
常夜灯の下、魚がいるのはボトムから数十cm上だ。
水深は4m前後。
活性が上がれば、水面を割るが、活性が低くなれば魚は容易に上のレンジに食ってこない。
かといって、ボトムを通せば釣れるかというと、決してそうではない。
それが常夜灯の下の釣りだ。
ある水深を魚は意識している。
それが何かはまちまちであるけれど、今日に限って言えば柊のレンジなのである。
スーさんに戻して再度ヒット。
こいつを逃がしたところでバイトが出なくなる。
移動しようかと悩んだが、花粉で目も鼻もボロボロだったので撤収。
次の日は友人とボートシーバス。
中央防波堤周辺には魚がそこそこ入ってる。
開幕は近い。
使用タックル |
ロッド |
アピア 風神Z 88MLフローハント
72Mクロスインパクト |
リール |
ダイワ イグジスト2500 |
ライン |
東レ シーバスPE エフゼロ1号 |
プラグ |
邪道 スーさん
メガバス FLAPSLAP柊
アムズ Keep90 |
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