Area9 - Stage6 〜 スレシイラ 〜
2001年8月7日 館山沖ボート
今日のシイラアドバンスはしゅうちゃん、隼虎さん、林さんの3人。
まあ、湾奥WEBを見ている人なら説明不要のこの3方。
シイラアドバンスでどう挑むか。
ここんとこ数日ずっと北よりの風が吹いていてなんだか秋を思わせるほど涼しい。
それで心配だったのが水温。館山湾内の水温が下がると沖に出ることができない僕らのスタイルのシイラはかなり厳しいものになる。
そんな心配をしながらいつものように夜明けとともに出撃した。
まずは網ブイ。一つ目から叩いていく。まだ薄暗い中、しゅうちゃんにヒット。ペンペンだが、ナイトシイラっぽい雰囲気を少し満喫してもらう。(たった1尾でもう、つまらないとか言ってたけど。)
予想通り、水温がだいぶ下がっている。現在26.2度。先週までのステージの時は27度後半を維持していただけにこの辺が活性を下げているのか。
今日のシイラはとにかく活性が低かった。ルアーを追うことすらしない。
ペンペンサイズのみがとりあえずルアーの後ろについて来るだけで、大型の期待は全くダメ。いるに入るけど、とてもルアーにバイトしそうな状態ではなかった。
しゅうちゃんのミスカルナに何度かヒット、隼虎さんもとりあえずシイラを釣ったところで、居付きのシイラはあきらめることにした。
そこで、岸から1本目の潮目をずっと流していく。漂流物はたくさんあるが、この場合漂流物はあまり期待できない。やはり狙い目はナブラ付シイラ。
ちょうど岬の先端でなぶらを発見。ナブラ狙いの人はジグを、シイラ狙いの人はプラグを投げてもらう。
するとしゅうちゃんにヒット。
結構いいファイトさせてる。90センチぐらいのメスだが、近くに同サイズ以上のオスがいるはず。
チャンスだ、投げて!!
隼虎さんと林さんが必死にアクションを続ける。
するとメーター20のオスが登場。ルアーにかなり興味を示したが、しゅうちゃんのシイラが黄色になりかけたところでいなくなってしまった。
しゅうちゃんの魚は90センチ。やるね。
しかし、このミスカルナ。僕にとっては近年イマイチというイメージを持っていたが、今日は爆発的に強かった。
もちろんルアーが強いのではなく、そのルアーを引っ張って出てくるアクションが今日の低活性のシイラに異常に効いたということだ。
その引き出しを持っているしゅうちゃんはこの日次々とシイラを食わせた。
しかし、僕と林さんが食わせきれなかったことからも、このアクションはすごかった。
いいもの見せてもらったという感想だ。
(しかし、食わせただけってところがしゅうちゃんらしい??)
で、更に流して次のナブラ。
しゅうちゃんのミスカルナにメーター20近いオスがバイト。しかし、乗らず。
うーん、これ取ってたらヒーローなのに。
そんで。ちょっとヒラスズキ狙ったりして更に潮目を流していくが、それ以降反応が無くなってしまった。
今回も潮目にウミガメの死体。ウミガメにとって館山は鬼門の地なのか。どうもT.S.S.T.以来、僕の周りにはカメネタが溢れているな。
そんなもんで、カマス狙いに変更。
カマスは爆釣(なぜか僕だけ)
でもみんなもぽつぽつと釣っていってお土産を確保。
隼虎さんは早々にパターンをつかんでコンスタントに釣っておりました。
最後までいまいちパターンがつかめなかったしゅうちゃん。
しかし、突然の3尾掛け。果たして引きが弱いのか強いのか。
サビキ選択の時点で独自の道を選んだ林さん。結果、その道は苦行の道でした。
しかし、奮闘して何尾かゲット。
ある程度お土産が揃ったところでもう一度網ブイのシイラ。
しかし、もうほとんど姿を見せない上に、ルアーを追ってきてもほとんどバイトするような距離には寄ってこない。
色々やったけど全然ダメなので移動することにした。
最後に「やっぱり根」
どうもマルスズキっぽい魚がたくさんいる。
まず僕のX-80SWにもうチェイス、食わせきれずに反転されて終了。
5分後にしゅうちゃんのビーフリーズに70a級がバイト。完全に口の中に入っていたようにも見えたが、タイミング合わずにフックアップせず。突然追っかけてきてもろ目の前でバイトしたから、ちょっとビックリアワセになってしまったかな。
その後何度かスズキのチェイスがあったけど、この日のスズキも活性が低かった。
1時に終了。今日はイマイチの結果だった。
やはり台風がまともに来てくれないと状況の上向きは望めそうもない。
使用タックル |
ロッド |
メガバス Destroyer F3-610XS |
リール |
シマノ ステラ4000 DH |
ライン |
東レ シーバスPE 1号 |
プラグ |
リップルポッパー
ギャロップ |
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