村岡昌憲の釣行記。東京湾のシーバスからその他節操無く色々と。

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Area9 - Stage10 〜 岸沿いの潮目 〜

2002年7月27日 東京湾口

 

 

 


ストーンフリー、ヒロさんデザイン。どうもありがとうございました。


今年も始まったシイラアドバンス。

今年は週末に台風が次々と来たおかげでなかなか出撃できるチャンスがなかった。

 

そして7月27日にようやく僕の今年最初のシイラアドバンス。

僕の大寝坊のおかげで3時半に夢の島を出発。

目指すは東京湾口。ここにできる広大な潮目がシイラの絶好のポイントだ。

 

毎度のこのスタイル。何がいいって魚探しから操船まで全て自分達でやらなくてはいけないところが楽しい。

僕はもう乗合船や仕立船でこの釣りを楽しむことができなくなってしまった。

釣りなんてもんは自分自身が満足できなければ、ただの漁業だ。

最近のソルトルアーは他人を見ながら釣りをするやつが多すぎる。

人のことは放っておけ、と。

 

ところがこの釣りだけはどうしたって他人の影響が自分の釣りに出る。昼の釣りだけに顕著だ。

オマツリしたり、ラインが絡まったり。ポッパー使ってる横でジグを沈められたり。

気付かなければいいんだけど、それが目に入るとストレスになる。

ストレス感じながら釣りするなんて、つまんないだろ。愚痴ばかり書いてるシイラ釣行記が多すぎる。

 

で、僕はそれがイヤで仲間との仕立船以外はまず乗らないのだ。

努力して手に入れたマイボートで今年も楽しもうと。

 

 

とりあえず今年のシイラを始めるに当たって僕は以前の様なバスタックルをやめて、割と一般的なシイラタックルに近いタックルセットに戻した。

理由は特にない。バスタックルスタイルも4年ほどやって十分にメリットとデメリットを理解できたし、ここらで適当に肩の力を抜いて楽しめる釣るに戻そうかと考えた。

ロッドは ジャンキースティック70

元はシーバス用だけど、シイラにも問題ないだろう、と。

リールは バイオマスター4000番

よほどライトラインでない限り、シイラはバイオマスターぐらいで十分。安いモデルは海水に浸かっても大丈夫だし、その後、ザブザブ洗えるのも素晴らしい。

ラインは

東レ・レイジングウォーターナイロン12ポンド。

東レ・シーバスPE 1.5号

を気分で使おうと思ってる。今日はナイロン。

 

リーダーは開発中の最強リーダー40ポンド。

プラグは適当。

 

 

富士山が見える東京湾口。大型貨物船だけ注意。

 

 

こんな最高に楽しい僕らのスタイルだけど、唯一の欠点が沖に出られないこと。

法規上の問題もあるし、安全上の問題もある。

 

なので、岸沿いにできる潮目を流す。

シイラは僕らが思っている以上に岸から近くににいることが多いのだ。

 

まずは潮目を探す。岬に一回大きく近づいてそこからまっすぐ沖に向かって走っていく。

500mほどで最初の潮目。でもこれはゴミが全くない。

さらに1キロほど走ったところで流れ藻やらがたくさんある潮目を発見。

三浦半島の方へ伸びていく感じなので潮目に沿ってゆっくりと走る。

20分ほど走ったところで、流木発見。

 


見えます?

 

 

みんなで(と言っても4人。)一斉にキャストすると猛然とシイラが水面を切って追っかけてきた。

おそらく全く人間やプラグを知らないシイラ達の反応。

 

いったん、回収して船の周りを泳ぐシイラ達の目の前へまたキャスト。

ポップクイーンをカポッとやってステイさせたら水面が爆発。

一番大きそうなサイズの前に投げたんだけど、他のやつが喰ってしまった。

 

さんざんバスタックルでやってきたから、12ポンドラインでもどってことなく3分ほどでランディング。


今年初シイラは118センチ。

 

同時に、みんなにも次々とシイラがかかっていく。

今年3回目のシイラでようやくシイラをキャッチしたヒロさん。

これだよ、これ。

と叫んでた。

 

 


110ぐらいあったかな。

 

 

マジンガーにしやんも、なんだか訳解らないプラグでヒット連発。

バラシも多かったけど、掛けまくってくれました。


にしやんもジャンキースティック78。このボートでは長すぎて苦労します。

 

 


115かそこらでしょうか。

 

 


なんだか相当ゴキゲン!

 

 

そして僕にとってのもう一つのメインテーマ。

釣りをやりたいと言って僕らの仲間に飛び込んできたれれ。

それは昨年の夏の終わり頃だった。

 

そんな訳で初めての釣りがシイラとなり、(これは僕が無茶だった。)そりゃいきなり釣れってのが無理な話。

トラブルと戦いながら、結局2バラシに終わり、来年の再挑戦を誓ったのだ。

そのれれ、きちんと毎月1回以上の釣りをこなし確実に上達した。

 

いきなり魅せる。

次の流れ藻で群れを引っ張り出すと同時に130近いサイズをヒット。

怒級の強烈なファイトにも怖じけず真っ向からぐいぐいと魚を寄せる。

しかし、無念にも5分ほどたったところのジャンプ一発でバラシ。

しかし、その直後にシイラ用に買ったばかりのカルディアのギアトラブルでリールが使えなくなるアクシデント。

そこから貸しリールで建て直し、見事にシイラをキャッチ。

ペンペンだけどまずは目標達成。

次の目標はメーターオーバーだね。


 

 

 

僕はというと、みんなの釣りを見ているばかりでほとんどキャストしなかったんだけど、

にしやんのファイト中に大きなシイラが見えたので、ポップクイーンを鼻先にキャスト。

カポッのステイ5秒で、どかーんと喰ってきた。

 

シイラとのファイトには綱引きファイトと頭から回すファイトがある。

ほとんどの人は頭から回すファイトを推奨するが僕はそれは違うと思う。

バスタックルで頭から回すファイトをするとなかなか取れないが、綱引きファイトなら5分以上かかることはない。

バスタックルですらそうなのだから、ハードなタックルならそれはもう2、3分の話だ。

リリースするとターッと泳いでいくシイラ。このファイトを覚えれば無惨に沈んでいくシイラを見ることは少なくなるよ。

 

で、ランディング。

121センチでした。


但し、綱引きファイトはやりすぎると船の中で大暴れされる。これはなんとかならんもんかね。

 

 

今年の夏はこんな感じで気負わずに気楽に行こうと思う。

難しいシイラはあまり狙わない。

粋なシイラを狙いに行こう。

 

 

 

終日、凪だった海に感謝。

 

 

 

使用タックル
ロッド ミラクルワークス ジャンキースティック70Xpi
リール シマノ ステラ4000 DH
ライン 東レ シーバスPE 1号
プラグ ポップクイーン
   

 

 




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