村岡昌憲の釣行記。東京湾のシーバスからその他節操無く色々と。

トップへ戻る area
 
 
Area
2006年
2005年
2004年
2003年
2002年
2001年
2000年
 
Area番号

トップへ戻る >>> Area -村岡昌憲の釣行記->>>釣行記

Area10 - Stage5 〜 読み間違えて無駄死に 〜

2005年3月20日 港湾部シーバス

 

今年はホントに花粉の量が半端でない。

数日前に、栃木の那須で山間の工場に入った時も周りの山は赤茶色。

気温が低いせいでそれほど飛んでいなかったようだが、夜になって、あの忌々しいかゆみに襲われた。

眼球を取ってそのままじゃぶじゃぶと洗いたいほどのあの目のかゆさと、

荒川の大潮のごとく、ただただ流れる鼻水に、抵抗こそすれど参戦してはいけないと固く誓った。

 

 

しかし、連休。これといってやることなく休養も十分取って、なお時間が余った。

花粉情報サイトで一時花粉が収まる予報が出ていた深夜0時から朝方までの時間。

眼鏡とマスクで万を持して出撃。

 

前回アミがごっそりといた港湾部に入る。

今日は足場が低いのでメガバスの新ロッド、XORのシルバーシャドウ610で出てみた。

自分は開発には全く関わっていなかったのだが、今年になってボートの釣行などで何度か使っている。

グリップエンドの形状など見た目の奇抜さと違和感は使うごとに、むしろ無くてはならない機能の一つとなり、

いつの間にか神経伝達道具としての性能としては非常に評価できるものとして存在するようになっていた。

 

 

やや弱いながらもしっかりとした風速を感じさせる程度に吹く北風を斜めから受ける岸壁へ入る。

岸際の照明がオレンジ色に輝いてそこに体長1cmほどのアミをがっつりと寄せ集めている。

そこにシーバスが結構な数たむろしているようだ。

 

岸際の暗いゾーンにミノーを通すとゴツゴツとシーバスに当たる。

これがバイブレーションならスレ掛かりで数十本は獲れるだろうが、そんなことをしても意味はない。

まずはこれまたメガバスの新型。、ゾンク77で攻めてみる。

これまた開発には関わっていないので、初使用。

最初に明るいエリアを通してアクションを観察する。

スペックにある通り、シンキングミノーとしてはあり得ない恐ろしいピッチの速さでアクションする。

このアクションは過去どんなシーバスも見たことがないだろうという代物。

ただ、それがハチマルのように魔法が掛かっているかどうかという点では今回は何とも言えなかった。


もちろん何本かは釣ったが、それはプレゼンテーションが正しければ、どんなルアーでも食っただろう魚だ。

 

強いて書くなら、魚に発見され、バイトされるまでの、スペースがない時に強いかもしれない。

もう少し使ってまたインプレしよ。

 

 

 

次にスミスのシーバッド。これも78mmという湾奥サイズ。

形が決まって最後にウェイトでアクションを決めたルアーにありがちな、緩慢なアクション。

決め手に少し欠ける気がするけど、意外性のあるところでバイトが連発した。

 

 

他は正攻法のベイスラッグとにょろにょろで5本。

 

 

魚はたくさんいるがアミに夢中でルアーを追わない。

だけど、シラスに付いたシーバスの時よりはたまにバイトが出る。

20投通せば1度はバイトが出るといった感じ。

4時間もやれば二ケタはいくだろうという芯のない釣りになってしまった。

一応、毎回、様々なアクションを試すのだけど、決定的に効くパターンが構築できない。

偶然という要素が否定できないのだ。

 

 

 

ちなみに花粉はとんでもない数が飛んでいたようだ。

文京区の測定データでその時間の間に1000個以上飛んでいたらしい。

50個で非常に多い、なのにである。

案の定、朝方になって家に帰ったあと、ひどくなった。

いっそ殺してくれと叫びたいくらいひどかったので、春の釣りは雨の日以外自粛することにした。

 

 

使用タックル
ロッド メガバス XOR-SS610
リール ダイワ セルテート1500
ライン 東レ シーバスナイロン8lb
プラグ ZONK77
にょろにょろ
シーバッド
ヨレヨレ〜
ベイスラッグ

 

 



 

©Copyright 1997-2006 Tokyo-Seabass-Net.All Rights Reserved.