村岡昌憲の遠征釣行記。日本中、いや世界中、釣りたい魚を求めて。

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Area15 - Stage8 〜レンジ&ゾーニング〜

2010年3月26日〜3月28日 東京湾奥

 

 

プロ復帰発表後、一発目の巻頭カラー取材はルアマガソルト4月末発売号。

個人的には復帰をアピールするチャンスなのでしっかりと魚を出していきたいところ。

 

一方で、最近はプロジェクト関連(詳細発表は5月頃です)で、忙しい毎日。

会社の決算もあるので本当に1時間たりとも時間がない。

 

 

時間がないといえば、年明けに宮崎の友人宅に泊まった際に65インチのプラズマディスプレイを見てすっかりしびれてしまい、今年はこれが欲しい!と嫁さんに宣言。

ついでに、アットワンスなんちゃらで1回しかダビングできないDVDレコーダーも終わりにして、最新型の10回コピーできるブルーレイレコーダーにするつもりでいた。

で、マイケルジャクソンのTHIS IS ITを見たいと思いamazonで買ったのだけど、ブルーレイを買う気満々だったし、最初にこそふさわしい映像ということで、ブルーレイ版にしたのだ。

そして家に届いて、週末にブルーレイレコーダーを買いに電気屋さんへ。

そこで3月に新型が出るから今は買わずにそれを待ったほうがいいのでは・・・と言われ(ある意味すごい電気屋です)

待っていたためにすっかりマイケルネタにも乗れず、なんだかなぁという感じなのに、この間うちの社員と雑談していたら、僕の家にあるPS3でブルーレイを見れば良かったじゃんかということまで発覚し、こうなったら意地でブルーレイレコーダーを買うまでマイケルはお預けということで時間がないのを理由にほったらかしにしてるのだ。

 

 

と、どうでもいい話はさておき、釣り欲求不満も最高潮に達しつつあるので、金曜夜はプラをかねて出撃。

 

 

 

夕刻から湾奥へ。

今回のルアマガソルトのテーマは「春のランカー奪取!」(また難しいことを・・・)ということで、まずはエリアの調査。

 

 

 

最初に入った有明周辺ではスーサンで1本簡単に。

 

 

 

隅田川筋でバチ抜けパターンが強い話を聞いていたのでそのあたりもチェックし、ヤルキバでフッコを1本。

 

が、この時期のこの一帯はサイズを出すには厳しい。

固いのは川筋だけど、この冷たい雨でかなり苦戦している。GETBOOK見ても冴えない釣果ばかりなので悩みが多い。

 

 

サイズが良いという情報を頼りに京浜運河へ。

 

 

そこのストラクチャーでスーサンをちょいちょいと動かして1本。

 

スーサン、この春完全にパターンにはまっている。

今年もぜひとも最初にスーサンから入って欲しいところ。

続いてマリブかX-80SWというのが手堅いのではないかな?

 

 

 

色々やっていたらこんなイナッコがいた。

 

 

 

で、スーサンでなおも1本。

今度はイワシを吐いた。南サイドは結構ベイトッ気があってミノーゲームが成立している。

湾奥側はアミパターンで相当難しい感じ。

 

 

 

翌日は朝から旧江戸川へ。

デイゲームの下げを頑張る。

みるみると青空が広がり、気持ちいい感じの展開。

が、全くのノーバイト。デーゲーム相当きつい。

おまけにベイトッ気が無かった。

 

 

夜は再度旧江戸の違うところへ。

今度は上げで潮が効くところ。2月にランカー連発したところなので期待するも、

 

 

 

60後半〜70センチ絡みを2本。

まあここが手堅いかなぁと思いつつ、このパターンではランカーが出ないのもわかっているので悩ましい。

春のランカーハンティングはレンジが極めて重要。春のスズキは冷たい真水を嫌うので、上げ潮に乗って川筋に入るケースが多い。

で、その上げ潮の水にハロクラインがしっかりと形成されるので、そのレンジにしっかりとあわせないといけない。

しかし、それはとても難しいこと。だから、ハロクラインの発生しないシャローの方が勝負は早い。が、デカイのはあまり出ない。だから頭が痛い。ボートなら簡単なのが春のランカー釣りだ。

 

 

 

深夜は千葉方面を徘徊。

マルボウズで家に帰り撃沈。

 

 

 

日曜日はほとんど寝ないで午前から果敢に出撃。

デーゲームで魚を見つけたいが、なかなか厳しい。

旧江戸、三番瀬と外して、まずいということで反則技のボート。

ボートで船橋から川崎までを3時間走り回ってベイトチェック。

湾奥全体、水温も低いし水質も悪い。

(小潮の冷たい雨のせい&年度末の予算消化用の浚渫工事多い?)

ところが1ヶ所だけ、チアユのすごい大群を発見。

とあるワンドで、6500万匹(※TSN調べ)はいるのではという大群。

このワンドに隣接するシャローは外せないな、ということでボートからキャストするもののスーサンで30センチが1本のみ。

マリーナに戻り、夕マヅメ&下げのシャローをウェーダー履いて勝負。

そしてノーバイト。

 

 

深夜になって京浜運河へ。主に橋の明暗のランガン。あまりの寒さのせいか先行者が全然いないし、先に叩かれた様子もなく魚が正しい位置にしっかりと着いている。

BR@ST65で1本。

 

 

流心へヨレヨレで1本。

 

次の一投でもう1本。

 

 

対岸に行って、ライズを発見したので話題のゴッドロン。

2本キャッチ。なかなか買えないそう。

 

 

 

 

 

そのまま下げ止まったところで嫁さんから電話。

子供が中耳炎のようで病院に救急で行きたいと。

あいよ、ということで家に帰ると今は落ち着いて寝たのでしばらく様子を見るということに。

そんなに緊急でもないので30分で家に帰ることができる場所という条件で再度出撃。

 

気になるのは夕マヅメ外したシャロー。

ウェーダー無しでキャストするも反応無し。が、だいぶ沖の方でもじりのようなものやチアユが逃げまどう様子がたまに見える。

1時間ほど経過して電話もないので、ウェーダーに履き替える。

 

ウェーディング開始。

 

めいっぱいまで立ち込んで、流心までマリブをフルキャスト。

クワトロ・ナイトホークがうなって追い風参考記録70m級。

 

 

1投目からバイト。

 

 

3投目

 

5投目

サイズこそイマイチだけど、完全に入れ食いモード。

もう少し潮位が上がると、ランカーも出そうな気配。

 

シメシメと思ったところで嫁さんから電話。

やっぱり病院に連れて行くと。

 

 

 

 

泣きの最後の一投。

しかし、マリブすごいな。

 

 

 

 

途中から横にいた先行者に、一番良い場所を譲って時合のまっただ中の撤収。

まあ仕方なし。

 

 

 

で、深夜の救急で病院入り。

何にも異常なく、恥書いて寝不足。



 

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