東京湾奥シーバスにおける河川と干潟のタックル
河川と干潟は状況は全く異なりますが、タックルは同じもので挑むことが可能です。
タックル選びに関して、最大限尊重しないといけない点については下記の通りです。
・感度
・パワー
・飛距離
港湾部で最重要項目であったアキュラシー(正確さ)はさほど重要ではありません。
最も重要なのは飛距離ではないかと思います。
立ち込んで魚を掛けるだけなら、8ftもあれば十分なのに、多くの人が9ft、10ftを選ぶ理由はそこにあります。あまり長いと重くなって疲れるのと、アキュラシーがめちゃくちゃになりますので、この辺がバランスが良いところではないでしょうか。
特にウェーディングして釣る場合と、護岸から釣る場合、当然護岸からの方が飛距離の優先度は高くなります。ラインは当然PEの方がもう一跳びしますのでお奨めです。
右の写真のような橋脚を攻める場合、橋脚に届かせるだけではダメで、橋脚でアクションさせるために、橋脚の向こう10m先に着水させることが攻略上極めて重要です。
僕が普段使っている河川ロッドは9.0ftのロッドが多いです。
リールについて
リールは立ち込む場合は、塩分に強い物を使うといいでしょう。2004年よりシマノもダイワもベアリングを対塩強化させましたが、それでもまだどちらももう一がんばり期待したいところです。
ただ、海水に漬かってしまった場合のマスターギア耐久性はダイワに遙かに軍配が上がります。シマノの滑らかさを取るか、ダイワの対トラブル性を取るかは個人の感覚でしょう。
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